食道がん2
食道がんは、食道に発生する上皮性の悪性腫瘍だといわれています。つまり、食道の内側を覆っている粘膜部分に発生する癌なのです。ちなみに、粘膜ではなくもっと内側の食道の壁の中から発生するものは肉腫とよばれ、がんとは少し違います。ただ、腫れているからといって、食道がんというわけではありません。もちろん良性の可能性もあります。食道ポリープと呼ばれるものです。大腸ポリープはがん化するおそれがあると考えられていますが、食道ポリープはがん化しないといわれています。もちろん、良性といっても腫瘍は腫瘍なので、切除する必要はあります。
食道がんはまずは食道の表面にある粘膜にできます。進行するにつれて深い部分に広がっていきます。食道がんのうちでも浅い部分にとどまっているものを表在または早期食道がんとよびます。早期の食道がんがすぐにほかの場所に転移するということはほとんどありません。同じ部分で深く深く進み、進行していきます。もちろん、食道がんが肝臓、肺などへ飛ぶことはあまりなくても、リンパ節へ転移することはあります。
食道がんは位置によってできやすさも分かれます。食道でも一番発生しやすい部分は、食道の中部がもっとも発生しやすいところなのです。そして、下部ができやすく、上部に食道がんはあまりできないようです。上部に食道がんはあまりできない分、レントゲンや内視鏡などの検査でも見逃されやすいです。
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